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2006年12月10日 (日)

NHKの討論番組の感想

19:30から『日本のこれから』という討論番組を行っていたが、
討論そのものはまともだったが、NHK側が編集した映像や、
設問等の悪質さが目に付いた。

個人情報を掲示板に晒され、その削除を求めたが応じてもらえなかったという話は
該当する板、スレッド、レス番などを一切書かずに削除を要請していたわけだが、
それでは削除人が動けるわけが無い。
知り合いに住所も知らせずに『ウチに来て』って言っても『はっ?』ってなるようなモンである。
対応しようにも動けないのに対応してくれなかったとはこれいかに?

設問に関しても坂村氏が述べたとおり、質問内容が悪い。
『安全』や『子供』を全面に押し出し、それらを優先した場合、
何が失われるかなどのデメリットの面が何も出されていない。
(後になって討論で示されていた場合もあったが)
こういう方向に持っていきたいという意図が見え隠れしていた感じだった。
参加していた人が比較的まとも(一部除く)だったのが救いだ。

あと、『サイバー犯罪条約』に日本が先進国中最初に批准したとあったが、
はっきり言わせてもらえばあまりにも軽率な行動である。
プライバシーや人権の問題上、これらを後退させることに繋がるし、
なにより、表現、言論等の自由が失われる結果に繋がる。
このことにはもっと慎重になるべきなのに政府の軽率さには呆れた。

結局、携帯だろうがメールだろうがネットだろうが使う人次第なのだ。
『個人のメディアリテラシーをどうするか』が課題なのであって、
何かを無くしてしまえばいいという考えはあまりにも短絡的ではないだろうか?

…で、最大の疑問はバーチャル研究会(略)で匿名議論している竹花豊氏が
何故匿名性排除を謳っているのか?
あまりにも矛盾している。
番組冒頭でも『巨大な不幸の創出と蓄積』と書いていたが、
これが彼がネットに対して抱いている本質だとすれば、
彼が求めているものはネットの完全排除であることが想像できるだろう。
彼は日本を統制国家にしたいのだろうか?

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