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2006年1月18日 (水)

また読売かよ!

昨日17日、宮崎勤被告に死刑判決が下された。
このニュースは大体の人は知っていると思う。
しかし、問題なのは、マスコミの報道の仕方。
以前の記事でも触れたとおり、『宮崎勤=オタク』は、マスコミの作り出した虚像だ。
自身にとって理解できないものを無理にオタクへと繋げたため、
マスコミの伝えるオタク像と現実のオタクたちとの解離性が日々大きくなっていた。
そんな中、電車男ブームがあったわけだが、
あれもマスコミの中のオタク像のひとつに過ぎないということを忘れてはならない。

…で、本題。
そのオタク像を宮崎逮捕当時のまま、未だに『嘘』をついているマスコミ。
どの新聞テレビも根拠なき規制論を煽るばかりの実に低俗極まりないものだったが、
とりわけ数日前から読売新聞が酷かった。
明確に『オタク=犯罪者予備軍』扱いし、メディア規制を訴えるその様は
読売ウイークリーの木村デスクの暴露話を必死にかき消すようにも見えた。
実態と異なる宮崎勤像を18日付けの新聞でも書き続けていたのだが、
宮崎事件を15年以上追い続けていた識者の寄稿と
社説が食い違うおかしな新聞になっている。
片や社説ではインターネットやゲームなどで有害な情報が氾濫しているから
社会全体で取り除くよう強調しているが、
片や識者は、理解不能な事件を安易にオタクやメディアと結びつけることに関して
否定的な見解を示している。
嘘から始まった宮崎勤像と識者たちが実際に触れた宮崎勤本人との解離性は、
このように同一新聞内でも顕著に表れている。

さて、宮崎の部屋にあった5787本のビデオのうち、
性的表現やホラー物は僅か数十本だったという。
そして、そんな程度の表現でいちいち犯罪を犯していたら
人間なんざとっくの昔に滅んでいる。
じゃあ何故、今なお人間は存在し続けているんだろう?
影響なんざ実は微々たるモンで本人の行動抑制がどのように働くかが
事件を起すものと起さない『普通の人』との違いなんじゃないか?
そしてその行動抑制はどうやって養うことが出来る?
安易な規制は行動抑制を弱める恐れがある。
それは、たとえ性的な情報に触れたとしてもそれを実際にやってはいけないことだと
『考える』機会が失われるためだ。
ただ、教えるだけでその真意を理解できる人間は果たしてどのくらいいるだろう?
『自分の頭で考えて』こそ、その知識を身に付けてきたのではないのか?
メディアリテラシーもその根本は考える力だ。
海外で規制を行なっている国でもロクに成果が上がっていないどころか、
悪化しているのも、考える機会を奪った結果ではないだろうか?

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