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2005年12月24日 (土)

規制問題雑記

> 東京都と警視庁、都立高校などで事件の未然防止のため犯罪の
> 愚かさなど伝える講演会

> 東京都と警視庁は、2005年、都内で高校生による殺人事件が相次いだ
> ことを受け、事件の未然防止のため、都立高校の生徒に対して、犯罪の
> 愚かさや命の大切さを伝える講演会を開いた。

> 警視庁少年育成課の中島頼子警部補は「失った命は、ゲームのようには
> 決して元に戻りません」と述べた。

> この講演会は、2005年、都内で高校生による殺人事件が相次いだことを
> 受け、東京都が警視庁などと連携して開いたもの。

> 22日に墨田区の都立高校で開かれた講演会では、警視庁の警察官が、
> 実際に犯罪に息子が巻き込まれ、殺された家族のインタビュー映像や、
> 犯罪を起こすとどういう処分を受けるかなどについて、モニターを使いな
> がら説明し、生徒たちは真剣に聞き入っていた。

> 講演会を聞いた生徒は「命の大切さをあらためて感じました」などと話した。
> 今後、東京都と警視庁は、都立高校203校全校でこの講演会を実施していく方針。
(全文→
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00082522.html)

まず、根本的に間違っている個所がある。
「失った命は、ゲームのようには決して元に戻りません」の部分。
そもそも、『何で人を殺すか?』って根本部分に
『自身にとって何らかの脅威になる存在の排除』というのがある。
少年犯罪で報道されたものの殆んどがこの中に当てはまる。
だから、ゲームのように何度でも生き返ってしまったら
殺すことの定義そのものが無意味なものになるため、
そもそも殺人など起こらなくなってしまうのである。

警察はこの矛盾を理解したうえでこのようなことを発言したのだろうか?

「犯罪から子どもを守る」ための緊急提言
平成17年12月19日
自由民主党 「犯罪から子どもを守る」緊急対策本部

(別紙)
今後取り組むべき課題
1.青少年の健全育成環境の整備

女子児童を対象とした犯罪増加の背景には、児童ポルノや暴力的なコミック、
過激なゲームソフト等の蔓延の問題が指摘される。子どもを対象とした
性犯罪を封じ込めるには、青少年のみならず、成人にも悪影響を与える
こうした児童ポルノ等が事実上野放しにされている現状を改革する
必要がある。すでにいくつかの都県や政令市はこうした児童ポルノ等を
条例により規制しており、自由民主党としても「青少年健全育成推進基本法」の
制定に向けた取り組みを進める。同時に、政府においても内閣府を中心に時代を
担う青少年の健全育成に対する世論の喚起に努める。(抜粋)

どうやら自民はポーズだけとって、本当に子供を守る気はないご様子。
あくまで規制にこだわるその姿勢に、
ある人の書き込みの全体統制主義のために表現の自由を贄に捧げるというのを思い出した。
そのために事件がおきれば関係のないものでも必要以上に煽って
国民に不安感を植付け、規制に反対しにくくなる社会情勢にするというもの。
自民がこのタイミングで動き出すとさすがにこの言葉も信憑性を帯びてしまうから不思議だ。

この件で自民党本部に電凸した勇者がいたのでご紹介。

電凸詳細。

プルルル、ガチャッ
おばちゃん「もしもし」
俺「あの~『犯罪から子どもを守る』緊急提言について聞きたいので、担当者の方お願いします」
おばちゃん「少々お待ち下さい」
(「エリーゼのために」が流れる)

若い男(今後、担)「もしもし」
俺「もしもし、担当者の方ですか?」
担「はい、そうですが。」
俺「お名前聞いてよろしいですか?」
担「はい、○○と申します」
俺「え~とですね、『犯罪から子どもを守る』緊急提言について聞きたいのですが?」
担「あ、児童ポルノがどうとかいうやつですね(ペラペラと紙をめくる音)」
俺「この児童ポルノってのは、現行法の定義でよろしいんでしょうか?」
担「え~と、そうですね。」
俺「そうですか。で、こういった犯罪と青少年の健全育成ってどういう関係があるのですかね?」
担「え~とですね、刺激が強い物等については犯罪に繋がる可能性があるという話ですね」
俺「そういった事に何か根拠はあるんでしょうか?」
担「え?はい?(なんか歯切れが悪くなる)」
俺「あの~、法規制する根拠はあるんですよね?」
担「あの~、ちょっと今忙しいんですよ」
俺「はい?」
担当、ちょっと電話から離れる
俺「?もしもし」
担「はいはい」
俺「根拠はあるんですよね?」
担「(イラついた感じで)公共の福祉に反するじゃないですか」
俺「あの~、公共の福祉の定義知ってます?」
担「あなたと論議してる暇無いんですよ!」
その後、俺の名前を言うか言わないかややあって、
担「ちょっといいですか?」
俺「はい?」
ガチャッ
終了。大体こんな感じです。後半はかなり喧嘩腰になってました。

随分いい加減な担当者だったらしい。
それとも、この件で電凸多数でさすがにキレ気味だったのか?

ちなみに公共の福祉とは…?

こうきょう-のふくし 【公共の福祉】

社会一般に共通する幸福や利益。
個人の利益や権利に対立ないしは矛盾する場合があり、
相互の調和が問題とされる。
(goo辞書 国語辞典より)

相互の調和って…。
片や俺らヲタの権利、片や絵の中のキャラクター…?
現実の子供を守るのと規制の因果関係がまったく成立していないため、
そもそも公共の福祉の定義がまるで当てはまらない。
公共の福祉は規制側のご都合主義と言う意味で受け取った方がいいかもしれない。
なお、『社会のために基本的人権を制限できるもの』ではないので注意。

ゲームソフト:反社会的な内容に製造販売の自粛要請 奈良県PTA協など
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/gamenews/news/20051221org00m300086000c.html
 青少年の健全育成にかかわる奈良県PTA協議会など6団体は20日、ゲームソフト製造
関連企業や内閣府など20団体に対し、反社会的な内容のゲームソフトの製造・販売を
自粛するよう文書で要請した。

 青少年による事件や子どもを狙う事件の発生と、反社会的内容のゲームで遊ぶこととの
関連性は実証されていないが、何らかの対応が必要との声が高まっていることなどを受けた。
現状では、残虐な場面描写があるゲームソフトの販売を規制する法律はないが、奈良県では
青少年健全育成条例に基づき、有害図書に指定することはできる。

 神奈川県や埼玉県では、条例により特定のゲームソフトを有害と指定し、18歳未満への
販売を禁止した。全国知事会も11月、業界に自主規制を求める要望書を提出するなどの動きがある。

ほいキタ予想どおりの展開。
ま た 奈 良 だ が な !
つまり事実上『発禁にしろ』ってこと。
しかもしっかり
『青少年による事件や子どもを狙う事件の発生と、
反社会的内容のゲームで遊ぶこととの関連性は実証されていないが』と書いてある。
つまり、根拠もないけど気に入らないから規制しろって言っているのだ。
分かっててやってるんじゃん。
もう、完全な営業妨害と化している。
だんだん規制派の本性が表に出てくることが多くなってきた。
しかし、今も昔もPTAってまともな人間はいないのか?
PTA役員になるのに資格検定とかあったほうがいいんじゃないのか?
いい加減な知識と思い込みだけでああだこうだ言われ続けてきたから分かるのだが、
PTAの存在ははっきり言って子供にとって有害だ。
まともな反論をされて、言い返せなくなると
『子供の屁理屈』で片付けられることばかりだったのでオレ等周りでは『反PTA』の子供が多かった。
ネットで全国的に子供にこういう現象があったのはさすがに笑ったが。
まともな知識と客観的な視点に立って解決策を見出せる人間なら
PTAになっても別に文句はないのだが…。

人が不安に「なれる」時代

情報機器の発達などにより、10年前の昔では、感じられなかった「体感治安」を
現在では、様々な情報機器を通して、リアルタイムで間接的に常に感じ取る事が
出来るようになりました。
当然、危険を情報機器を通して感じ取り安全を確保出来るようになったのは良い
事ですが、その反面、次は、その「あまりに危険に対して体感出来る環境になって
しまった」が為に、常に不必要なレベルで不安を感じとるようにもなってしまった訳
です。

この現象は、例えるなら「潔癖症」に良く似てます。
清潔に関する情報に触れるほどに、また清潔を達成できる環境がある為に、際限
なく不潔に対して攻撃的になり、ついには病的な潔癖症になってしまう状態です。

統計的には、※桶川効果による犯罪認知数の増加や携帯・PHSなどの即時性によ
り、「声かけ」など誤認も相当数含まれるものは、3倍以上の増加を見せる一方で
実態的な犯罪である「わいせつ」の数は、ここ数年で『ほぼ半減』しています。(児童
を対象としたもの)
あと、警察による直接的な活動による犯罪認知数も減少傾向にあります。
つまり、情報機器などの発達による体感的な治安は、より危険を感じ取れるように
なった一方で、その安全意識の向上による『実態的な治安の確保』は、実現してる
と言えるのが現状です。

しかし、マスメディアが発表する犯罪発生グラフ(統計)は、「わいせつ」「声かけ」など
全て混ぜ合わせた「社会不安を向上させる目的」の統計であるため、せっかく実態的
な「わいせつ」の数が半減してても、他の要素がそれを上回って数を押し上げるので
こういう報道を続ける限り「社会不安」は、永久に消え去りません。

※統計が語る警察行政の裏側 (桶川事件の件を参照)
http://www008.upp.so-net.ne.jp/ko-tu-ihan/LIBRALY/LIBRALY_deta.htm

不安の正体…といってもいいなこれは。
情報化社会の中、必要以上に事件の報道を受け、
しかもアレだけ煽られれば実情を知らない人は不安にならない方がおかしい。
こういった報道がなされる理由は、
『全体統制のための布石』『マスコミの既存権力の維持』が挙げられている。
まあ、どれも決定的証拠がないのが難点だが。

最近こんな報道ばかりで正直相当キツイ。
精神的ストレスが体調に影響を及ぼして寝込む日々が続いている。
どうやら体調崩しているのは俺だけではなく
規制に反対している人に多く見られる。
オレ等に人権ってないの?

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