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2005年9月24日 (土)

今度は東京

>>また、過度に残虐性を強調したゲームソフトが
>>犯罪の引き金になっているとの指摘もなされております。
>>適切な措置がとる必要があると思われます。メーカーや販売店などに働きかけ、来月、
>>「テレビゲームと子どもに関する協議会」を立ち上げ、
>>業界による従来の自主規制をさらに強化するなど、実効性ある対策を検討してまいります。

まったく頭の悪い親父たちばかりで困ったものである。
そもそも、ゲームが犯罪の引き金になったことなどない。
どうせまた寝屋川と板橋の事件のことを言っているのだろうが、
寝屋川ではいじめに対する教師のいい加減な扱いが原因で、(刺された教師は無関係)
板橋では抑圧された家庭環境が原因で事件が発生している。

警察官襲撃事件の場合は、両親が精神疾患を患っており、
少年には家族を養わなければならない使命感と、将来への不安感に押しつぶされた形だ。
この事件でもやはりゲームのことが取り上げられたが、直後に家庭環境が判明したゆえ
マスコミの報道は一気にトーンダウンし、あまり騒ぎにはならなかった。

子供が犯罪を犯す理由はストレスにある。
上記のゲームの存在が指摘された3件ともその裏にはストレスが存在する。
特に、寝屋川の事件でのいじめとそれに対する教師の扱いのいい加減さは、
オレ自身同じ経験を味わっているのでそのストレスがどれ程大きなものかは想像できる。

なんか話がずれたが、根本原因を求めず、安易に規制したって犯罪はなくならない。
はっきり言って、マスコミに洗脳されすぎ。
せめて公的機関であるならば科学的根拠のひとつでも持ってきてもらいたいくらいだ。
しかし、そんな基本的なこともせず、『みんながそう言っている』の一点張りの
神奈川県知事みたいなバカ発言を東京でも行なうのだろうか?

…というか、実は有害論を証明する手段がなかったりするのだ。
まず、サンプルが少なすぎると言う点。
これは、ゲームが原因とされている犯罪が現在までに2件。
対して槍玉に挙げられたグランド・セフト・オート3(以下GTA3)の販売本数は約350,000本+α。
これが100/350,000ならともかく、2/350,000では根拠としてあまりにも弱すぎないか?
あと、規制派の唯一とも言っていいよりどころであった『ゲーム脳』の存在が否定されたこと。
大々的に公表した直後、脳科学や精神科の専門家から批判されてしまう始末。
素人が聞きかじったような知識以下で、脳科学の基礎知識を間違っていたのだ。
α波はリラックス、若しくは集中時に発生する脳波なのだが、
ゲーム脳提唱者である森教授は、これを痴呆症の脳波と同じと考えていたからだ。
ゲームプレイ中は高い集中力が要求されため、脳波がβ波からα波に変化するのだ。
日常生活ですらβ波からα波に変化する機会が多いというのに、
α波が痴呆であるというのなら、世の中全員が『ゲーム脳』であることになる。
馬鹿馬鹿しい話である。

残虐なゲームの売れ行きはある意味社会を写す鏡ではないだろうか?
抑圧された環境、将来への不安から来るストレス、
そういったものを発散させるためにこれらゲームが売れていくのだとすれば、
改善すべきは社会環境そのものなのかもしれない。

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